はじめまして

初めまして。
こだまといいます。



私は人と自然に話せないことについて
幼い頃から、ずっと悩み続けていました。



私は昔、人の話し声が上手く聞き取れませんでした。



特にざわざわとした環境では
相手が口をパクパクしているようにしか見えませんでした。



『・・・え?なんて?』



それが当時の私の口癖でした。



小学生なので、相手は短気です。
何度も聞き返しているうちに、キレられてしまいます。



なので、人と一緒にいるのが苦痛になっていきました。



私はいつしか一人で行動するようになりました。
休み時間は、ほぼひとりぼっちでした。



ひとり行動も、ほんの最初は、気楽ではあって良かったものの
しだいに人との話し方が分からなくなっていきました。



学校で人と話せないのは致命的でした。



急に話しかけられた時に、私が上手く返せず
相手が怪訝そうな顔をするので



毎日、不安感が募り、自分から笑顔が消えていきました。



昼休みは暇だし、人が多い場所には、ひとりでは居辛いので
学校の裏や図書室が私の居場所でしたが



だんだん気が滅入ってきて
教室で寝たふりばかりするようになりました。



皆は友達と楽しそうにしているだけに、昼休みは苦痛でした。



周りとの違いに敏感だった私は

クラスメイトと自分との差に愕然とし

だんだん気持ちは暗くなっていました。



そして遂に、周りの人たちも私に対して

暗いイメージを持ち始めてしまいました。



そこからは負の連鎖でした。



小学6年生あたりから、私があまりにも無口で浮いていたため

陰口を言われるようになりました。



当時、そんな目にあったことがなかった私は

突然の事態に、かなり動揺しました。


ひたすら意味がわからず、頭の中はパニック状態でした。



待って・・・意味が分からない!!



なんで自分がそんなこと言われるんだろう・・・



自分に対する悪口を聞いたときは

ショックで体中が熱くなったのを今でも覚えています。



人の多い教室なので、泣くこともできず

真っ赤になった顔を誰かに見られないように、うつむいて隠し



涙を必死にこらえてきました



こんな調子で中学に入学してしまったので

そこで更にひどい虐めを受けました。



私は新しい生活に期待を抱いていました。



しかし、それがクラスメイトに、ことごとく裏切られ

さらに人への不信感が強くなってしまいました。



毎日、容姿について貶され、理不尽に、嘲笑を受け

授業中は、消しゴムのカスや、シャーペンの芯を投げられていました。



私は、他のクラスメイトのように扱われなかったことに



もっと言えば、『1人の心を持った人間』として
扱われなかったことに



酷く自尊心が傷つきました。



私の淡い期待も、クラスメイトに対する気持ちも、
人としてのプライドも・・・



何もかもがぐしゃぐしゃに潰され捨てられた気分になりました。



いじめられていることは誰にも言えませんでした。

家族にはもちろん、学校の先生にもです。



もし自分がいじめられてることを知ったら、母はどんな顔をするだろう・・・。



自分のこんな惨めな姿を見せて、かわいそうだと思われるのは嫌・・・。



そう思うと、誰にも言えませんでした



中学生だった私は、かなり踏ん張っていました。



暴言を吐かれ、傷付くことが日常茶飯事だったので

常にショックに耐えられるように



人に期待してはいけないし、自分の未来に期待してはいけない。』と



毎日、自分に言い聞かせなければ、学校でやっていけませんでした。

自分の中の感情のハードル低く低く下げて



何があっても



仕方ないよな・・・



諦められるようにしていました。



そうしているうちに、私の心は悲しみ
逆に、喜び感じなくなっていきました



心の傷もたくさんあるはずなのに、あまり痛まない

私は、心が無機質なひねくれ者になっていきました。



今思うと、本当に自分自身、信じがたいのですが



中学時代の心が無機質になった私は

辛いことがたくさんあっても泣くことがありませんでした。



むしろ、家ではそのことを親に悟られないように
ヘラヘラと笑っていたのです。



でも、本当は、心の片隅で『誰か、助けてくれないかな…』と



いつもひとりぼっちであっても

誰かの助けをひっそりと待ち続けていました。



中学3年生になると、クラス替えがあり

周りも精神的に落ち着いてきて、いじめは自然と収まりました。



私自身、容姿について散々に言われ

見た目が本当にコンプレックだったので



身なりを整えるのにエネルギーを注いだり

丸い顔が嫌だったのでダイエットをしたりしました。



以前の私を知っていた人たちからは

きれいになったね、と褒められるようになりました。



それは実際、自分の中で、ちょっとした自信に繋がりました。



当時の自分は、最大のコンプレックスである容姿さえなんとかすれば

すべて上手くようになるだろうと本気で思っていました。



人から見た目について、ひどいことを言われなければ

これ以上自信が消えていくことは無いし、



容姿が並みであれば

人並みの良い扱いを受けられるようになるだろうと思っていました。



人から攻撃さえされなければ、自分が困ることは無いだろうと
思い過ごしていました



中学生の自分は、とりあえず、人から何かを言われれば、



『ありがとう』『ごめんね』



こればかり言っていました。



人に対して緊張しすぎて

それ以外の言葉が出てきませんでした



ひとこと間違えると、

またいじめられたり悪く言われてしまうかもしれない・・



そんな恐怖があってのことでした。



私は、超受け身でした。



これでは、言葉のキャッチボールは成り立っておらず
会話も長続きしませんでした。



それでも



いじめられなければいいや・・



と当時の自分は満足していました。



中学生の頃の私は、まだ気付いていませんでした。

自分には、“本当は何が足りていないのか”を。



高校生になってから、ようやくそのことに気が付きました。



新しい環境に身を投じた私は

またちょっとの期待大きな不安を感じていました。



いや・・・本当は、期待の方が大きかったんだと思います。



高校には、今までの私の惨めな姿を見ていた人が

ほぼいなかったからです。



自分のイメージを塗り替えるチャンスだと思っていました。



でも、その意気が強すぎた結果、私は大きく緊張してしまいました。



今までの人への恐怖感はより悪化してしまい



明るいクラスメイトに、



おはよう!



とあいさつをされても



・・・・・・・・・・・・お、おはよう・・



とか、酷いときは、相手の顔を見たまま固まってしまったり、

聞こえないふりをしていました。



そのうち、挨拶をくれていたクラスメイト達が



私に挨拶をしなくなりました



ああ・・自分はやっぱり人に嫌われるんだ



期待が大きかったぶん、ひどく落ち込みました。



そんなつもりじゃなかったのに・・・



自分の気持ちをまともに伝えられず

すぐに誤解されてしまう自分に



無力感苛立ちを感じました。



入学してまもなく

私は笑えなくなってしまいました



『私は暗いやつ・・・急に笑ったりしたら
気持ち悪がられるだろう・・』



笑うことを自分に禁止していたのです。



周りが楽しそうにしていても、こちらに笑顔を向けられても



無表情・無言で固まる私

皆の楽しそうな雰囲気をぶち壊していました



また誰かに嫌われて、いじめられてしまうのか・・』



馬鹿にされてしまうのか・・・



その不安が大きく私にのしかかり
勉強に全く身が入らなくなりました。



そんな生活が1年間続きました。



ふと、学校の帰りに靴箱で



今日、一度も笑わなかったな



誰とも話さなかったな・・・



今の自分の姿に、気が付きました。



何とも言えない虚しさが、込み上げてきました





人に対して深く心を閉ざした私でしたが



高校2年生になった時、人生が変わるほどの出会いを経験しました。



相手は、当時私がプレイしていたネットゲームのプレイヤーでした。



私はゲーム好きで、小学生の頃からネットゲームをしていましたが

今考えると、自分の居場所を求めていたのかな、とも思います。



人への警戒心の強い私でしたが



その人のことはなぜか信じることができたのです。



私は思い切って、悩みである
私のひどい人見知りについて打ち明けてみました。



そうすると、お世辞なしの意見を言ってくれました。



こだまなら絶対大丈夫と、応援もしてくれました。



彼は正直な人なのです。



だから、その人のことを私は信用できたのだと思っています。



その人と話していると、じょじょに勇気が湧いてきました



そして、私は今までの自分の勘違いに、気が付くことができたのです。



私の“本当に足りないもの”を教えてくれたのです。



その人と出会ってから、私の心は軽くなりました。



今まで、何も話さなかった弁当のグループの人たちとも
口下手ながらも、すこし話せるようになりました。



何より、クラスに居るときの“居辛さ”が減り

心の負担がとても小さくなりました



その結果、私に笑顔が戻ってきました。



一度、軌道に乗った私は、どんどん元気になっていきました。



1年生の時、私のことを小バカにしていた
気が強めのクラスメイトとも



リラックスして話せるようになりました。



多少の失敗を起こしても



まあいいや、大丈夫!!』と



暗い気持ちを明日に持ち越さずに

自分を元気づけられるようになりました。



周りの人には



なんか前より明るくなったよなー!



と言われるようになりました。



小学生の頃からずっと、私の頭の中を占領していた
対人関係の悩みが消えることで



自分の将来について考えられる程の余裕が
初めて生まれました。



今まで、自分の未来について期待することが許されなかった私にとって


 

『夢』というものは、何よりも大きな宝物でした。



人が変わる瞬間ってのは本当にあるんだなぁ・・・



ふと、そう思いました。



それからなんとなく、過去を振り返り始めました。



その時、こんなことを思い出しました。



誰か、助けてくれないかな・・・



それは中学生の自分の言葉でした。



いじめられていたあの頃から、私はずっと助けてほしかったんだ・・・



そして、過去の私がずっと待っていた『その瞬間』は訪れたんだ・・・



ああ・・・私はようやく、救われたんだ・・・



そう思うと、感動感謝で、涙が止まらなくなりました。



その頃から、私は人を助けられるような人間になりたい
と思っていました。



その思いが確信に変わったのは、私が大学生になってからでした。



私の友達に、会話自体はできるけど、八方美人で
自分の気持ちを伝えられない子がいました。



そのせいで、彼女は人間関係のトラブルに巻き込まれ
ズタボロになった姿で私の目の前に現れました。



彼女は、変わろうとずっと思っていたのだけれど
自分の心の弱さに負けてしまった、と言っていました。



彼女の話を聞いているうちに、この子に足りていないもの
昔の自分に足りなかったものと一緒なんじゃないかと思い



彼女に私の思うことをひとつひとつ話し始めました。



すると、彼女は

 

 

「家族やほかの友達も、私を励ましたりはしてくれたけど、
問題の本質を突いたのはこだまちゃんだけだった。」



と言って、変わろうとする決心をしてくれました。



私のこの考え方は、他の人たちをも
良い方向に向けるきっかけになるかもしれない・・・




そう考えて、私はこの考えを
同じ悩みを持つ人々に伝えていこうと覚悟しました。



それは、決して自分以外の人のためだけではありません。



もし、過去の自分の苦しい経験が、他の人の役に立つのなら
過去の私も、報われるだろう、喜ぶだろうと思うからです。



昔の自分が、なかなか得られなかったものを、他者に与えることによって
私自身の心の隙間も埋まるだろう、と思うからです。



そのために私は、自分が変わるきっかけであった
ネットゲーム仲間にもらった言葉に



自分の試行錯誤した経験や、知識を付け加えて

人に対する恐怖に打ち勝つ、さらに良い独自の方法を確立しました。




私はこの方法ならきっと
ひどい人見知りの人でも救えるだろうと思っています。



また日々、情報を集めたり、考えを練ったりして
この情報をより良く、進化させています。



私のこの長いプロフィールをここまで読んでくださったあなたは



きっと私のどこかに共感興味を持ってくれたのだと思います。



それは単純にうれしくあります。



でも、同時にあなたのことが心配でもあるのです。



きっと、あなたは私に似た悩みを持っているのだと思います。



その悩みで頭がいっぱいで、とてもこの先のことなんて考えられず



毎日をやりきることで、精一杯ではありませんか?


本当は心は傷だらけなのに

その状態に慣れてしまってはいないでしょうか?





鋭いことを言いますが



あなたはもしかすると
自分は自分のままじゃいけない
と思っているのではないのでしょうか。



結論から言うと、決してそんなことはありません



私は昔から、「天然」「変わり者」と言われ続けてきました。



私の考え方は少し変わっているようで、
今でもよく分からないと言われることはありますが



同時に、こんな私を受け入れてくれる人は十分に居るのです。



大丈夫です。あなたは『あなたのまま』で良いんです。



別人を演じる必要はありません。



ただ、行動を“ちょっと変えるだけ”でいいんです。



次は、あなたが、あなた自身の頑丈な心の壁をぶち破り
『本当のあなたの人生』を歩む番です。


私は、あなたを助ける覚悟ができています。

 

 

私があなたを救ってみせます。



最後まで読んでくださって、本当にありがとうございました。



-こだま-